エチオピアは、コーヒー起源の国といわれています。
エチオピアに自生していたコーヒー（アラビカ種）が、
紅海対岸のイエメンに持ち込まれ、
世界最初のコーヒー栽培がはじまりました。

エチオピアやイエメンのコーヒーは、
イエメンにあったモカ港から世界中に輸出されていたため、
エチオピアとイエメンのコーヒーをモカコーヒーと呼ぶようになりました。

エチオピア・モカは、
ベリー・芳醇なワイン・スパイス・フラワーを
感じさせる気品のある芳香に加えて、
明るい酸味や優れたコクも持ち合わせています。
現在のスペシャルティコーヒーのなかで、
欠かすことのできないコーヒーになっています。

エチオピアコーヒーの中で、
特に注目されているのがイリガチャフェ地区のコーヒーです。
標高2000mを超えるイリガチャフェ地区で栽培されるコーヒーは、
エチオピア産のコーヒーの中でも特に高品質であるとの呼び声が高く、
フラワーフレーバーがあり、人気があります。

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